見た目

心理学的には、第一印象は6秒で決まると言われ、人間関係を作る上で、重要な要素といわれています。

(※個人差はありますが)

初対面で「初めまして」「こちらこそ、初まして」といって顔を上げるまで、だいたい6秒の間に「好き」か「嫌い」かが分かれてしまいます。

清潔感覚は合うかどうか?

どんな髪型でも、気にならないという人もいれば、髪の毛のつやがないだけで「不潔」と感じる人もいます。

この「不潔」「清潔」の感覚が自分と合うかどうかということを第一印象で判断します。第一印象・見た目の重要性・第一印象は心理学の分野で研究されてきた歴史があり初頭効果が発見されました。

簡単にいうと、最初に感じた印象に残りやすく、その後に影響を与えるというものです。

心理学者ソロモン・アッシュ(ポーランド出身)1946年に印象形成の実験で証明しました。

第一印象 メラビアンの法則

「第一印象は出会って数秒で決まる」ということと、初対面の人に対して、言語、視覚、聴覚で情報が与えられたときに、どの要因を優先して判断しているか調べた結果は「視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%」でした。

第一印象・見た目 の判断要因として、人間は何を話すかよりも、外見、声の調子、といった話の内容以外のものを重視しやすいです。

メラビアンの法則で相手に好印象を与えたい場合

1. 見た目や態度など視覚的な部分を改善する

メラビアンの研究では視覚的情報で、第一印象は半分以上決まっています。見た目、態度は良い第一印象には重要です。その場に合う清潔感のある身だしなみをする(髪形・服装・爪・化粧等)姿勢を正す、笑顔で好意的な態度を取る、ようにすれば大丈夫です。

2. 話し方等の聴覚的情報を改善する

メラビアンの法則では、聴覚的な情報が第一印象に与える影響力は4割近くになります。聴覚的情報とは声のトーンの話し方です。あいさつする時は、相手の目を見て話し笑顔で話す、早口にならない伝わりやすく聞き取りやすいトーンで話すことです。

3. 話の内容に注意する

初対面で何を話したかというのは1割弱しか第一印象には影響はないとしてますが、会って数秒で第一印象が決まるのであれば話の内容は、あまり関係ないように思えます。

見た目や話し方が好意的な印象でも、話す内容が、その場に合わなければ、印象が変わることも考えられますので話している内容がきちんと伝わってるか独りよがりになって自己中心的に話しをしていないか意識してみることです。