似た者同士の類似性の法則とは?

恋人には自分と似たような身体的魅力のパートナーを選ぶ傾向があるといいます。もし、夫婦が正反対の性格では、相手に気をつかいがちになってしまいますが似た者同士の夫婦であればそんな心配は不要です。

毎日の生活で無駄に気を遣うことはストレスになってしまいますので、似た者同士の方が楽に感じることが多いです。

正反対の性格の相手だと、欠点が目についてしまうのは仕方ありません。しかし、自分とそっくりな相手ならどうでしょうか?

たとえその欠点が気になったとしても、自分にもそういうところがあると理解し、スルーすることができます。長い時間一緒に過ごすなら相手の欠点を許せることはとても大切です。

似たもの同士の夫婦の場合、育ってきた環境や趣味、性格なども共通点が多いはずです。なので、結婚してからの生活で何かを選択する場合、価値観が近く意見が分かれることも少なくすみます。

似たもの同士が長続きする?

自分と似た人に惹かれる人、自分にない部分を持つ正反対の人に惹かれる人さまざまです。しかし、夫婦のように長い時間一緒に過ごすなら、自然体で接することができる似たもの同士がうまくいくことが多いです。

似た者同士のメリットは、互いがわかり合うのに時間がかからないこと。

自分らしさを失うことがなく、家庭が居心地のよい場所となるでしょう。「似たもの同士」という言葉があるように、アメリカの心理学者によると自分と似た人を引き寄せる【釣り合い仮説】といいます。

幸せそうな仲の良いカップルは似たもの同士が多いと思いませんか?

結婚情報サービスのゼクシィが「幸せな結婚生活を送っている」カップルの特徴を分析した結果、価値観や興味、性格など、似ている要素が多いカップルほど幸せだという結果が出ました。

似た者同士の類似性の法則とは?

これまで仲の良くなった友達は何かしら共通点があることが多いのではないでしょうか。初めて会う人でも、出身地や誕生日、学校、共通の友達がいるというだけで親近感がわいてくる感覚です。

恋愛に関しても同じで、初対面の相手でも共通点があるというだけで安心感や親近感が湧きます。性格や価値観が似ていると、物事のとらえ方、考え方などスムーズに理解できるので違和感なく付き合うことができます。

似た者同士は結婚に発展しやすい

似てない人との結婚生活はストレスが多く、離婚に至る原因の一つに価値観の違いで、自身と性格や価値観が違いすぎて毎日一緒に過ごし、生活することにストレスを感じてしまったことが原因であるといえます。

一方で、似た者同士というのは、お互い同じような相手だと認め合うので、結婚後の生活もイメージできます。性格や価値観が近いので、結婚生活に対しても違和感がないので一緒に生活していても苦にはなりません。

結婚相手の普通の生活を知ることは大事です。

結婚前に相手の価値観を知る手段として、相手の家族を深く知るということは非常に大事です。相手の家族と会って見れば、普通の生活というものは相手にとって、どういうものなのか?

・生活習慣にどんな特徴があるのか

・どんな食生活を送ってきたのか

・どんなところにお金を使うのか

・子供に対してどんなしつけをしようとしているのか

・どれくらいの頻度でどんなところに家族旅行に出かけて

いるのか…

などのように、相手にとって普通の生活を知ることで、自分にとっての普通の生活との違いがはっきり分かるようになります。

そして、それが近ければ近いほど、結婚後に価値観の不一致でけんかになるようなことが少なくなりますし、一緒に生活していて心地いい関係となることができるはずです。